【旭川市】2022年に閉業した昭和創業の和風旅館「不二苑」 その建物に覆いがかけられていました
2022年に閉業となった和風旅館「不二苑」の建物に、2023年12月現在、足場が組まれていました。
新型コロナウイルスの影響から宿泊客が急減したという話を聞いていました。コロナ禍において、宿泊施設は影響をかなり受け、全国的にも閉業のニュースが流れていましたね。かの「太閤園」ですら売却となったことは記憶に新しいです。
不二苑は天然鉱石「光明石温泉」でしたね。イオン化作用が強いとされる薬石を使用した準天然温泉で、旅人の体の疲労も癒されたと思います。夏などにスポーツ合宿の学生たちが宿泊しているのを見かけたことも思い出されます。
建物全体に足場が組まれていました。不二苑を運営する株式会社不二苑は2022年破産手続き開始となり、2022年11月24日をもって清算の結了になっています。清算の結了とあるので、会社が閉鎖され法人格は消滅しているようです。
不二苑の建物はこれから解体となるのか、それともリフォームして新たに使用されるのかはまだ分かりません。
場所は旭橋のすぐ近くで、住所は旭川市常盤通3丁目り1971-48となります。常盤公園や旭川中央図書館、旭川公会堂がすぐ近くにあり、向かって右隣がTabist ダイバーシティホテル シン トキワ 旭川となります。
多くの観光客を見守ってきた旅館は、その役割をいったん終わろうとしています。北海道遺産「旭橋」を見に来た際などは、すぐ近くでおなじみとなっていた旅館なだけに、この場所から不二苑がなくなってしまうなら寂しいですね。
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