【旭川市】警報は続いています。猛威を振るっていたインフルエンザの2025年第1週(12/30~1/5)の状況は?
2024年12月17日に旭川にインフルエンザの警報が発令されました。それから、もうすぐ一か月が過ぎようとしています。旭川のインフルエンザの動向はどうなっているのかお知らせいたします。
インフルエンザの警報は一定点当たりの報告数が30.0を超えると発令となります。旭川の2024年第50週は30.23人となり、学級閉鎖や学校閉鎖が多くなってきていました。
2025年第1週(12月30日~1月5日)のデータが発表となりましたのでお知らせいたします。52週が一定点当たり59.08と今シーズン最高値となっていたのですが、2025年第1週では一定点当たり36.10と減少に転じていました。各学校が冬休み期間に入ったことも影響しているのかもしれません。
ただデータを見ると気になる点があります。0歳から19歳までの年齢は減少しているのですが、20歳から29歳が増加しており、その他にも60代以降の年齢の方が増加となっています。また新学期が始まっており学校での集団感染についても今後、気を付けなければならなくなりますね。北海道全体の2025年第1週のデータを見ると警報が続いている地域が多く、室蘭や紋別をはじめ増加している地域もあります。室蘭は一定点当たり101.29となっています。
知人の話ですが、土曜日の夜に高熱となったものの土日に入ったということで病院に行かず自宅で解熱剤を使用して安静にしていたそうです。熱は下がったものの咳が残り、今なお激しい咳が出るという症状に苦しんでいるとのことでした。
土日祝や平日の15時以降においても、休日・夜間救急診療があり、市内の病院が当番制となっていて、急診に対応してくれます。年末年始は多くの人が急病当番医を利用し混雑していたようです。22時から翌朝8時までにかけては夜間急病センターの市立旭川病院が対応してくれますので、我慢しすぎずに病院に行き、はやめの診察をしてもらうようにしてくださいね。インフルエンザの治療薬は発症から48時間以内に使う必要があるとのことですよ。
インフルエンザは減少に転じたようですが、油断せずに、徹底して予防しましょうね。
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