【旭川市】観光列車「秋たび そうや」が10/4と10/5に運行。4つの秋をテーマに宗谷線をたどる旅。釧路方面に赴かれる方、運休情報が出ています。お気を付けください。
10月4日と5日のみ運行する「秋たび そうや」についての発表が、2025年9月22日にJR北海道からありました。
観光列車「秋たび そうや」は、1号車が「道北流氷の恵み車両」、2号車と3号車は「旧急行礼文用転換クロスシート車両」、4号車は「キハ400 宗谷線急行気動車風車両」の4両編成です。
「秋たび そうや」は、食欲の秋・芸術の秋・読書の秋・スポーツの秋の「4つの秋」のテーマに沿って、沿線地域の皆様によるおもてなしによって、ご乗車のお客様に宗谷線の秋の魅力を体感しつつ、秋へ移り変わる道北の鉄道旅を楽しんでいただく観光列車です。
10月4日は旭川駅3番ホームにて巨大栞テープカットが行われます。やり投げ北口選手の手形台の設置や、旭川市出身のスポーツ選手の等身大パネルも登場。スポーツの秋をテーマにしているようです。旭川駅を10時13分に発車します。
比布駅や士別駅、美深駅など各駅でご当地名物などのおもてなしや、比布~士別間では、 三浦綾子記念文学館スタッフによる宗谷線沿線を舞台にした三浦綾子文学の紹介と朗読を予定しているそうで「読書の秋」を楽しめそうですね。両日とも筬島~佐久間間の「北海道命名之地」は速度を落として走行するそうです。
稚内駅には16時41分に到着予定。ご当地キャラクター「りんぞうくん、出汁之介」がお出迎えしてくれるようです。稚内駅構内「ワッカナイセレクト」で特産品を販売するそうですよ。
10月5日は9時30分、稚内駅を出発。豊富駅・音威子府駅・名寄駅・剣淵駅・和寒駅・塩狩駅で特産品の販売や、車内では体操や絵本作家「宮西達也」先生サイン本抽選会! などユニークな企画が盛りだくさん。旭川には16時17分に到着となります。
宗谷線は今年は苦難の年で、2025年8月17日の大雨の影響により、宗谷線の豊富-糠南駅間において、路盤流出、道床流出、倒木等が発生したことから、稚内-音威子府駅間の運転を見合わせたことにより、特急サロベツなどが運休。代行バスとなったことが記録に新しいです。その前は、2025年4月8日に天塩中川-問寒別駅間で発生した列車脱線の影響を受け、その復旧工事のため、旭川-稚内駅間で運休しています。
「秋たび そうや」の運行は、宗谷線に明るい話題を届ける旅なのかもしれませんね。
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★池田-釧路駅間
9月20日に発生した、発達した低気圧の影響により、根室線の池田-釧路駅間においては、路盤流出、道床流出等が発生したことから、列車の運転を見合わせているとのことです。2025年9月22日現在、復旧の見込みはたっていないとのことです。
旭川から特急ライラックや特急カムイに乗車し、札幌駅で釧路行きの特急に乗り換える人も多くいるかと思います。札幌発釧路行き「特急おおぞら」については運休情報が出ています。こちらからご確認ください。
宗谷線も8月の大雨の影響で路盤流出、道床流出、倒木等が発生しましたが、今度は根室線で同様のことが起きました。自然災害の恐ろしさを痛感する年となりそうです。
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