【旭川市】地域に愛されてきたお店が52年の歴史に幕。特にカツ丼にはファンも多き6条通のお店が12/27に営業を終えました。

旭川東高等学校すぐ近くにある「満腹食堂」は、東高の学生さんや、官公庁に勤めている人、そして6条通周辺の地域の皆さんに愛され、1973年のオープン以来、ご夫婦で営業を続けてきたお店です。

その「満腹食堂」が、多くの人に惜しまれながら2025年12月27日をもって営業を終了しました。閉店の情報が駆け巡ってから、連日多くの人が駆けつけたとのことです。かつて東高に通っていた人や、常連さんたち、懐かしんで訪ねて来る人など多くの人に囲まれ、とても賑やかな店内だったと、来店したみなさんが話していました。

満腹食堂にはいろいろなメニューがあり、定食にカレー、ラーメンなど麺類も多くありました。満腹食堂の名物として思い浮かべるものはと言えば「カツ丼」ではないでしょうか。お店の外観にも大きく「カツ丼」と書いてあります。甘じょっぱいどこか懐かしさが感じられる味付けは飽きることはなく、とろとろの卵に厚みがあるカツは柔らかく、とてもバランスが良く、何度も味わいたくなるカツ丼でした。

場所は6条通沿いにあり、東高の道路を挟んでやや斜め向かいにお店があります。すぐ近くにメガセンタートライアル旭川店もあります。

多くの人に愛されてきた名店が幕を下ろすのは、とても寂しいことです。ただ、お店で味わったラーメンやカツ丼などのメニューの数々は、時折あのカツ丼の味は、と思いだしては懐かしみ、これからも皆さんに記憶にとどまり続けていくお店だと思います。

52年間、本当にありがとうございました。

*情報をお寄せくださった12月16日の方、ありがとうございます。