【旭川市】CS開幕! 創業116年のお茶屋に伝わる謎の野球ボール話。お茶屋で珈琲豆販売。旭川で初めて珈琲豆を販売したお店だそうです。
店主さんに話を聞くと、佐々木源吾氏が「マルサ旭園」を始め、その後、前川氏がマルサ旭園を譲り受け「前川茶舗」となり、現在の店主前川俊哉さんが5代目となるそうです。譲り受けたのは曾祖父だそうです。前川茶舗が運営する同じ建物内の「コーヒーショップ マルサ」は「マルサ旭園」から名付けられているそうです。
前川茶舗では、コーヒー豆の販売もしています。歴史は古くなんと1925年に始めたそうで、実は旭川で初めてコーヒー豆を扱ったお店と言われているそうです。有機栽培の「森のコーヒー」がおススメだそうです。
コーヒー豆も販売していますが「茶舗」とあるので、お店はお茶屋です。店内にいるとコーヒーの香りもするので、何屋なのか一瞬分からなくなりますね。急須でお茶を飲む人が少なくなっている中、ティーバッグや粉末茶も多く販売しています。
人気は「柚子の緑茶」や「特上ほうじ茶」で、ティーバックなのでお茶に慣れていない人も気軽に飲むことができそうです。
★謎のサイン入り野球ボール
旭川でもベスト10に入る老舗だけあり、面白い話もあり、謎の野球ボールもお店に伝わっています。
五代目に話を聞くと、四代目が小学生のころ、巨人軍の元選手で引退後はコーチをしていた方の親戚が前川茶舗に修行に来たことがあるそうです。今から60年ほど前のことになるそうで、修行を終えた際にお礼にと言って置いていったのがこの野球ボール。V9当時のものと伝わっているそうです。
こちらのサインは長嶋茂雄さんと王貞治さんのものと伝わっているそうです。確かにインターネットで2人のサインの写真を見ましたがそっくりです。筆者が検索し調べてみると柴田勲さんのサインによく似ているものもありました。確かにV9当時のメンバーです。
上画像の向かって左が広岡達朗さん、そして右は打撃の神様でV9当時の川上哲治監督のサインによく似ています。この2人のサインが並んでいることに、V9当時を知る巨人ファンなら驚きを感じると思います。広岡選手は1966年に引退。V9は1965年からですので、V9時代のサインボールなら初期のころのものかと思われます。
V9時代のいろいろな方のサイン画像を一週間見まくりましたが、他のサインが誰のものなのか判断がつきませんでした。サインボールの真偽は謎ですが、とにかく古いものであることは間違いありません。
おりしも、クライマックスシーズンに突入した10月11日、かつてのV9時代にゆかり?のある野球ボールを、特に巨人ファンのみなさん、その目で直に見てみたいと思いませんか。前川茶舗にて野球ボールはご覧いただけますので、買物公園に来た際にはぜひ立ち寄って、野球ボールを見ながら、かつての時代を懐かしんでいただければと思います。そして誰のサインなのか考えるのも楽しいですね。
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