【旭川市】あれから2年、今も地域とともに。2/28の新築中のイオン旭川春光店の風景。地域の皆さん作製のキャンドルが店舗周辺で灯されました

2022年2月28日に建物の老朽化により閉店した「イオン旭川春光店」。かつての建物は解体され2023年には更地となりました。敷地内では2024年2月現在「イオン旭川春光店 S＆B計画新築工事」が進行中です。

閉店から2年が経過した2024年2月28日(水)、新築中の建物には全体的に足場が組まれ覆いがかけられていました。作業予定を見ると内外装・防水工事とあり、着々と工事は進んでいるようです。

「イオン旭川春光店」新築工事の近くで、2月28日(水)にイベントが開催されました。閉店から2年が経過したこの日、キャンドルがマイナス7℃と冷え込む旭川春光のイチョウの木を囲むように灯されました。

こちらのキャンドルは、2月18日(日)に「まちに灯りを！ ペットボトルキャンドルをみんなで作ろう！」というイベントがイオンモール旭川西の3階で開催され、地域の皆さんがそれぞれ心を込めて作製したものとなります。閉店から2年が経過し、新築中のイオン旭川春光店は灯りが消えている現在、少しでもまちを明るくをコンセプトに、2月28日17時に新築中の旭川春光店の周辺で作製されたペットボトルキャンドルが点灯されました。

点灯当時は明るかったのですがゆっくりと暗くなり、キャンドルの灯りが柔らかく周囲を照らし始めました。キャンドルが囲む「イチョウの木」は、店舗が閉店する前よりこの場にありました。イベントの担当者さんに聞くと、閉店時、多くの人が書いた桜のメッセージの中にイチョウの木を残してほしい、という思いがあり、新築される「イオン旭川春光店」に引き継ぐことになったそうです。

ペットボトルキャンドルを作製した人の中には、閉店したイオン旭川春光店が「ニチイ旭川店」として営業していた当時、店頭に設置されていた巨大すべり台で遊んだという人もいたそうです。このキャンドルは思い出のイチョウの葉とともに、裏にはすべり台も描かれていました。1つ１つのキャンドルには思い出も込められているようです。

閉店した「イオン旭川春光店」は、1981年に「ニチイ旭川店」としてオープンし、以来何度か店舗名を変えながらも地域に密着し、地域の人に愛されてきた店舗でした。閉店前には多くの人が別れを惜しんでメッセージを残したものです。そして今も地域とつながっていることが窺えるイベントでした。

イベント会場に設置されていた桜のメッセージは、閉店したイオン旭川春光店で使われていたものとのことです。「また会いましょう」という言葉はもうすぐ現実になりそうですね。地域の皆さんも閉店から2年が経ち、新築中の店舗のオープン日を今か今かと待っていると思います。

2024年1月16日に道が公開した「北海道告示第10036号 大規模小売店舗立地法」によると、(仮称)イオン旭川春光店の大規模小売店舗の新設をする日は2024年9月となっています。新設日と実際の開店日は異なることが多くあるそうで、2024年2月現在もイオン北海道よりはまだオープン日についての発表はありません。

テナント情報やオープン日など詳しいことが分かりましたら、お知らせいたします。

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