【旭川市】ヴォレアスには狭い!?　総合体育館のネーミングが4月から変更。多目的な用途に対応したアリーナ型施設を新設計画あり

ヴォレアス北海道は、バレーボールトップリーグV1昇格を果たした北海道初のチームです。そのヴォレアスが本拠地としているのが旭川市総合体育館 (旭川市リアルター夢りんご体育館)となります。

2024年4月からはネーミングライツが変更となり「リクルートスタッフィング リック＆スー旭川体育館」となるそうです。かなり長い名前なので何か略称がつけられると呼びやすくなりますね。旭川市リアルター夢りんご体育館というネーミングは3月いっぱいでお別れとなり、ようやく慣れてきた頃合いであったので少し寂しさも感じますね。

ヴォレアス北海道は総合体育館を本拠地に、併用して「旭川大雪アリーナ」を使用していますが、参入予定の新リーグ「S-V.LEAGUE」では、5,000名以上入場可能なホームアリーナでの開催などが条件となってくるので、総合体育館では条件を満たさないようです。総合体育館の収容人数は約1,500人ほどとのことです。

総合体育館は1979年に開館されており、2024年で築45年を迎えます。トレーニング室などを設置しており、長い間、多くの市民に親しまれてきている施設ですが、ヴォレアス北海道の問題に加え、老朽化もあり、アリーナ型体育施設を新設する計画が持ち上がっています。

2023年12月8日の旭川市議会定例会において、総合体育館については、耐震基準に適合していないため対応が必要とのことです。

2024年に「花咲スポーツ公園再整備基本構想(案)」がまとめられ、3月15日まで意見を募集していました。それを見ると総合体育館については、公園内の別敷地に建て替えとし、現総合体育館は解体という方向性のようです。メインアリーナとサブアリーナを設置し、プロスポーツやライブ・コンサートなど多目的な用途に対応したプロフィットセンター機能を有する多目的アリーナとする計画のようです。

花咲スポーツ公園内では馬場、相撲場、プール、球技場なども既存機能見直し検討となっており、陸上競技場やスタルヒン球場などはそのまま維持していく方針のようです。

花咲スポーツ公園は広大な敷地があり、総合体育館を新たに新設するとなった場合でも場所についてはそれほど困らないとは思います。現在、旭川市は「市民文化会館」の建て替えが早急な課題でもあり、それに加えて総合体育館を新たに新設するとなると財源をどうするのかが気になるところです。今後、市議会などでこの問題は議論されると思いますので、注目していきたいと思います。

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