【旭川市】ちょっとした手土産にも喜ばれます。創業100年を超える旭川の銘菓3選を紹介
旭川で創業100年を超える銘菓といえば何が思い浮かびますか? 今回、多くの旭川人が一度は味わったことがあり、手土産としても喜ばれる銘菓をご案内します。
★共成の旭豆
創業は1902年(明治35年)で、122年という長い期間旭川や周辺の人に愛されてきた銘菓があります。素朴な味で、大豆の香ばしさと甘さがほどよい銘菓。そう「旭豆」です。
旭豆は、片山久平氏により作られました。明治35年と言えば、2年後には日露戦争が勃発し、旭川からは第七師団が出陣しているそんな時代です。公式サイトを見ると、第七師団の兵隊さんのおやつとして人気となり、旭川の定番のお菓子として定着したそうです。とても歴史が感じられる「旭豆」は、創業当時と変わらず、いつも身近にありどこか安心感のあるお菓子で、友人が旭川のおみやげの一番手に名前をあげていました。
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★高橋製菓の「ビタミンカステーラ」
筆者が小学生のころ、朝ごはんとして週に何回か食べたのが高橋製菓のビタミンカステーラで、お菓子としても小腹がすいた際の間食として長らく愛されてきている銘菓です。なんと登場したのは大正10年とのことです。
ビタミンB1とB2が入っているのが特徴で、全国菓子博覧会で総裁賞を受賞したことがあるそうです。旭川をはじめ北海道全体に広まり、道民は一度は食べたことがあるという人がとても多く、長い間親しまれてきています。
ふわっとした軽い食感が親しまれている逸品で、レンジで温めると少しの間ですがふわふわになるので、温めてから味わうのもオススメです。
旭川のおみやげとして人気がある「氷点下41°」も高橋製菓の商品であることを知っていますか? 昔ながらの商品を守りつつ、いろいろな商品を生み出していっていますね。
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★まるきた焼き
創業は1903年(明治36年)で、旭川で100年以上続く老舗のお菓子店である「あさひかわ菓子処まるきた」。代表的な商品と言えば、創業当時より変わらない製法に手焼きした生地としっとりこしあんたっぷりの「中華まんじゅう まるきた焼き」です。
中華まんじゅうは北海道の一部では葬儀の引き菓子として使われることが多く、よく仏壇にあがっていたものですが、「店の看板菓子を日常の甘味としても召し上がっていただきたい」という思いから、店の屋号を冠したお菓子となったそうです。あんはしつこくなく上品な味わいで、和菓子好きにファンが多い逸品でもあり、おみやげにもオススメです。
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